寒い日が続き、最近なかなか朝起きることができないカオルコ。
ようやくベッドの中から這い出たときには、
遅刻寸前で朝ごはんを食べずにドタバタお出かけする日々。
それを見かねた執事のマコトは…
うぅ、今朝も寒すぎて布団の中
から抜け出せない…
カオルコ様、そろそろお起きにならないと、また朝ごはんを食べる時間がなくなりますよ。
うわ、もうこんな時間!
朝ごはんはいらないから。
カオルコ様!ここのところ毎日朝ごはん抜きだなんて、お身体によくありません。
朝ごはんにはお腹を満たすだけじゃない大切な役割があるのです。
今回は、その役割とともに、短時間で作れる温朝食レシピをお教えしましょう。
人は眠っている間に体温が下がり、脳や身体の機能も低下します。
朝ごはんには、エネルギーを摂ることで体温を高め、脳や身体をきちんと目覚めさせる大切な役割があるのです。
朝食を食べなければその分ゆっくり眠れるし、ダイエットにもなると思っている方もいるようですが、脳や身体がきちんと目覚めなければホルモン分泌や新陳代謝が低下し、かえって太りやすい体質に。
お肌の老化の原因にもつながります。
美肌や健康な身体を保つには、正しい生活リズムの中で、朝ごはんをしっかり食べることが大切なのですよ。
ギクッ!
確かにダイエットになるし、と思っていたところはあるかも。最近肌のツヤが良くないのも朝ごはんを見くびっていたせいかしら。けれど、寒さには勝てないのよね…。
寒さというよりも朝に弱いのでは(苦笑)
そんな寒さに弱いカオルコ様におすすめなのが、最近話題の温朝食です。
温朝食とは、ズバリ朝食に温かいごはんを食べること。
体温の下がった身体にスムーズにエンジンをかけるには、温かいごはんがぴったりなんです。
胃や腸への負担が軽減され、栄養も吸収しやすく、毎日しっかり摂り続ければ冷え性の改善にもつながります。
そして、温朝食の代表格といえばスープ類やお味噌汁。
短い時間で作れて、具材にビタミンやミネラルが豊富な根菜類、鳥のささみ、豆腐や豆類といった高タンパクで低カロリーな食材を用いると、栄養バランスもばっちりです。
また、雑炊やお粥といった炭水化物も消化に良く、エネルギーになりやすいのでおすすめですよ。
温朝食って耳にしたことはあったけど、身体にとっても良さそう。
話を聞いているだけでポカポカ温まってくるわ。
料理がちょっぴり苦手な私でも作れそうなところも魅力的ね。
はい、お手軽な点もカオルコ様におすすめです。
では、カオルコ様が明日から頑張って起きられそうな簡単で美味しい温朝食レシピをご紹介しましょう。
- 材料
- 【フォンデュソース】市販のコーンスープの素、とろけるチーズ、牛乳 【具材】パン、さつまいも、ブロッコリー、にんじん、プチトマトなど
- 作り方
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- フォンデュ鍋に、牛乳にコーンスープの素を加えて加熱。温まったらとろけるチーズを溶かします。
- 具材は一口大に切り、さつまいも、ブロッコリー、にんじんは茹でます。あとは、お皿に盛り付ければ出来上がりです。
- 材料
- バナナ、ヨーグルト、シナモン
- 作り方
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- バナナを皮付きのままオーブンで加熱(160度で15分程度)。
※片面が黒くなったらひっくり返す。 - 耐熱容器で温めたヨーグルトの中に、焼きあがったバナナを刻んで入れます。あとは、お好みでシナモンを振りかければ出来上がりです。
- バナナを皮付きのままオーブンで加熱(160度で15分程度)。
どちらのメニューもとっても簡単じゃない!
ホットバナナヨーグルトなんて、今すぐ作って食べたいぐらい私好みなんですけど。
朝が来るのが待ち遠しくなりそう。
温朝食を食べてしっかり身体が温まったら、発熱タイツやインナーを着てしっかり防寒して出かけましょう。
体温が高いと血流も良くなり、カラダの免疫器官の働きも活発に。免疫力が高まることで、風邪やインフルエンザにもかかりにくくなりますよ。
そういえば、今年はまだ風邪引いてなかったわね。
温朝食&防寒で、寒い冬になんて負けないわ!
その意気込みで、明日の朝からちゃんと起きましょう!