冬の寒さもあいまって、風邪をこじらせてしまったカオルコ。
そそくさと会社を早退して自宅に戻ると
自分の部屋に入るなりベッドに倒れ込んだ。
その様子をみて慌てふためくマコトは…。
のどが痛いし、
頭がくらくらする〜
ど、どうされました!カオルコ様!?
あ、マコト。
なんだか風邪を引いちゃったみたいなの。
どうりで朝から悪寒がしていたのよね(苦笑)。
風邪は万病のもと、油断されてはいけません!
薬を飲んだりお医者さんに行かずとも症状を緩和できるとっておきの対処法がございます。
風邪の症状がひどくなる前に、さっそく実践してみましょう。
風邪でのどを痛めているときに刺激の強いうがい薬を使うと、かえって炎症を悪化させてしまう恐れがあります。
そこで取り入れたいのが、お茶を用いたうがいです。
緑茶には強い殺菌作用のある「カテキン」だけでなく、「ビタミンC」も含まれるため、風邪によるのどの炎症を抑えるとともに粘膜を回復する効果も。
また、紅茶に含まれる「テアフラビン」にも、市販のうがい薬を凌ぐほどの抗菌作用があると言われています。
あと、のどの痛みにはマシュマロもおすすめです。
ゼラチン質が炎症をカバーするとともに、やさしい甘さが心身に安心感を与えてくれますよ。
マシュマロのとろけるような食感とやさしい口当たり…
風邪で弱った私の体を癒してくれるようだわ。
ついつい手が伸びて困っちゃう♪
食べる元気はおありのようでホッとしました。
寒気や悪寒がひどいようなら、背中の上部にある「風門(ふうもん)」と言うツボを温めましょう。
場所は、首の付け根の一番出っ張った骨から下に数えて二つ目の骨を挟むようにして、左右に分かれたところにあります。
ここを、服の上からカイロ等であたためましょう。血の巡りがよくなり、体全体があたたまることで症状が緩和されます。
また、熱があるようなら梅干しを黒焼きしたものをお茶に煎じて飲むとよいでしょう。
中国では漢方の生薬としても使われていて、体をあたためながら熱を下げてくれますよ。
「風門」をあたためていると体がポカポカしてきて楽になってきたような気がするわ。
ツボの力ってすごいのねぇ〜。
元気になったら美容に効くツボも教えてね。
はい。
ちゃんと調べておきますので、まずはしっかり完治させましょう(笑)
咳が出て苦しいときに役立つツボもお教えしましょう。
肘の内側にある横じわの上(真ん中よりやや親指側)にある「尺沢(しゃくたく)」や、その位置から指4本分下にある「孔最(こうさい)」、鎖骨の間にある「天突(てんとつ)」。いずれも強めに指圧することで、すぐに咳止め効果があると言われています。
また、ツボ押し以外にも裏ワザがあります。鼻水が止まらないときは、スプーン一杯ほどの水を口に含んでそのまましばらく放置しましょう。
最後に水を飲み込めば、自然と鼻水が出なくなりますよ。
あ、本当に鼻水が止まってる!?
水を口の中に含んだだけなのに、なんだかマジックみたい!!
ちゃんと種を教えてちょうだい?
それを、水を口に含んでのどに誘導することで鼻から出なくなるというわけです。
ちなみに、風邪を引くとすぐに薬を飲む人が多いのですが、かえって免疫力を下げる原因になりかねません。風邪の諸症状はウイルスを弱らせるための体の作業。水分や栄養をとって安静にするのが一番です。暖かい肌着や布団に身を包んで体をゆっくり休めるようにしてくださいね。
マ、マコト…(ほろり)。
ただでさえ身も心も弱ってるんだから
あんまりやさしい言葉かけないでよ。
では、私がおそばについておりますので安心しておやすみください。
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