ある日、海外に長期出張中のパパから
カオルコ、ママ、マコト宛にそれぞれお花が届いた。
サプライズな贈り物にはしゃぎつつも「急にどうしたのかしら?」
と首をかしげるカオルコだったが…。
こんなキレイなお花を突然贈ってくるなんて、パパって相変わらずジェントルマンだわ〜。けれど、突然どうしたのかしら?
私にまで花言葉とは、
旦那様ありがとうございます…
ん?いまマコトなんて言ったの?
花言葉って聞こえたけれど。
お花にはそれぞれ花言葉というものがあります。きっと旦那様は、長い間お会いできていないカオルコ様や奥様に喜んでいただこうと、メッセージを込めて贈ってこられたのだと思います。
では、今回は花言葉についてご紹介しますね。
「花に言葉を込めて贈る」風習で、17世紀頃のトルコで発祥後ヨーロッパ各地に広がり、日本には明治の初めに伝わったと言われています。
国や地域によって花の意味は異なり、ヨーロッパでは神話や伝説にちなんだ言葉、日本では花の姿や性質にちなんで生まれた言葉が多いそうです。
例えば、日本の春を代表する花「椿」は、あまり香りがないことから「控えめな愛」「気取らない優美さ」という意味を持っているんですよ。
花言葉はなんとなく聞いたことがあったけど奥が深いのねぇ。
キレイな見た目で香りがないから「控えめな愛」、だなんて上手にたとえるじゃない!まるで謎かけみたい(笑)
カオルコ様にかかると、美しい花言葉も台無しですね(笑)
さて、旦那様から届いた花言葉ですが、私に届いた「ゼラニウム」全般の花言葉には「信頼」「真の友情」という意味が込められています。
花の色によっても意味が異なり、赤いゼラニウムは「君がいて幸福」、ピンクのゼラニウムには「決心」「決意」。逆に白いゼラニウムには「あなたの愛を信じない」といった意味などがあり、同じ花の種類でも色を間違って贈ると誤解を生んでしまうこともあるので注意しましょう。
じゃあ、マコトのゼラニウムは赤色だから
パパから全幅の信頼を寄せられている、といった感じかしら!?
なんだかちょっと、嫉妬しちゃうわ。
まぁ、そうおっしゃらずに。
本当に執事冥利に尽きます。
続いて、カオルコ様に届いた「ダリア」全般の花言葉には「華麗」「優美」という意味が込められていますが、カオルコ様の白いダリアには「感謝」「豊かな愛情」という意味も。
きっと旦那さまは、美しく健康に育ってくれた娘に感謝の気持ちを伝えたかったのではないでしょうか。
ちなみに、ダリアが結婚式のブーケやテーブルの飾りによく使われるのには、そんな花言葉に込められた意味も関係しているようです。
美しく育ってくれた…
パパって本当に乙女心をつかむの、上手なんだからぁ(照)。
誰かさんにもそのセンスを分けてくれたらな〜。
言葉に険を感じるのは
私だけでしょうか(苦)
そして、奥様に届いた「紫色のチューリップ」の花言葉は、ズバリ「不滅の愛」。
旦那様の深い愛情を感じますね。
今年の母の日には、カオルコ様も奥様に花を贈られてみてはいかがでしょうか?
ちなみに「日比谷花壇」の サイトには、花言葉や誕生花にちなんだコラムを含め、フラワーギフトにおすすめのサービスが充実していますよ。
パパったらなんてロマンチックなの(感激)。
私もママに素敵なお花を贈るから、
マコトも私になにか贈ってよ、ね?
理由はよく分かりませんが、承知しました。楽しみにしていてください。